なぜ宗教本?
OSSなどのコミュニティにいると定期的に「宗教的な」「宗教っぽい」という感想を内外から言われることがありました。ただ、その「宗教っぽいってなんだろう?」というのがよくわからなかったので、とりあえずわかりやすそうなのを買ってみたというところです。
内容について
キリスト教からイスラム教・神道などの各宗教について、数値やインフォグラフィックスを用いて紹介されています。
帯に書かれている「本質がわかる」・・・とまでは言い切れないですが、「こういう感じってことかな」というレベルくらいまではいけるかなという印象です。
宗教っぽさ
ざっくりとした定義は以下のように書かれています。
宗教とは3つの言葉、すなわち神、意味、儀式によって説明されるものである
本書より引用
信仰の対象・信仰する意味・信仰の方法の3つが揃えばそれは宗教である・・・のような理解でよいかなという気がします。
「宗教っぽい」と言われているものだと、「プロダクトやその理念」「それによって生計がなりたつ」「普及を進める・コントリビュートする」のような解釈で当てはめることができるかなとも思います。
ただ、こう書くと随分と俗っぽさがあるような気がして、そのあたりがあくまで「っぽい」ものであるというところなのかなという印象です。
余談
本書とは関係ないが、各宗教の神話を調べると結構やんちゃな話があったり、「あの作品(漫画・映画・ゲームなど)のベースってもしかしてこれ?」みたいな発見があったりして面白いです。